マンガ表現論軸による分類

MANGA

マンガ表現論軸

現在のマンガ展において決定的に不足しているのは、マンガ研究の知見を展覧会に反映しようという発想です。特に、現在のマンガ研究のメインストリームにおいて重要な研究分野と言える「マンガ表現論」の成果が十全に生かされたマンガ展は、きわめて少ないと言えます。「マンガ表現論軸」による分類は、マンガ研究、特にマンガ表現に注目するような視点から展覧会が構成された際に、そうした観点を表現するための展示手法が参照されることを想定したものです。